秘境と言われている京丸エリア。
今回はガチではなく軽くチョコと探索・・・
京丸には藤原家という名家があったが現在は住んではいない。
なんと、鬼瓦には「菊の御紋」が入っているのです。
歴史のある古民家が残っているようなので、ぜひ見たい!
家の中にあった歴史的価値のある家財が、
けっこう盗まれてしまったようです・・・残念な話しです(怒)
たったひとりで里に住んでいた前のご当主(第18代)が、
1980年に亡くなられてからは、
家だけの無人の里になっているそうです。
今は、春野町の気田(けた)に住んでいる、
第19代のご当主が、家の手入れに来られるだけだそうです。
あと、有名なのは「京丸牡丹伝説」ですね~
↓こんな感じの内容です!
【むかし、京丸の里の村長の家に、
山道に迷って行き倒れた1人の若者が担ぎ込まれた。
やがて若者は元気を取り戻したが、そのままこの村にとどまった。
若者は、村人たちと共によく働いた。
村長の家には美しい娘がいた。
若者と娘は恋におちた。
京丸の里の掟は、2人の恋を許さなかった。
他郷者との婚姻を固く禁じていた。
やがて若者は、娘を連れて村を出た。
駆け落ち。
2人はあてどもなく近隣の山々をさまよった。
しかし、安住の地は何処もなかった。
しかたなく、2人は再び京丸の里にもどってきた。
しかし、里の人々は2人を決して許さなかった。
この世で結ばれることかなわぬと知った2人は、
里の近くを流れる川の渕に身を投げた。
以来、2人の魂は大きな牡丹の花となって渓間に咲き、
散り落ちた花びらは川の流れにのって流れるという。
悲しい恋の花咲く谷を、里人たちは牡丹谷と呼ぶようになった。
以上が京丸を舞台とし、
多くの人々の関心を集めてきた奇談の概要である。
「牡丹谷」は、京丸集落からみて南東の、
渓谷を挟んだ向こう側の谷の事をいう。
この奇談あるいは作中で京丸の里に咲いたとされる花は、
「京丸牡丹」と呼ばれ、遠州七不思議の一つにも数えられている。
京丸牡丹は純白で、大きさは広げた傘(和傘)ほどもあるという。
1年の内で二人の命日に咲くだとか、
60年に一度だけ咲くだとかと言われる。
このほか7年に一度咲くだとか10年に一度咲くだとか、
天変地異の前触れにだけ咲くだとか、言われたい放題に諸説がある。
いずれにせよ、当然にそんな花は実在しない。
しかしながら大正2年5月、
当時16歳だった藤原忠教氏(先述)が、
この花を見たと証言していることから、
少なくとも京丸牡丹に比定できる何かは存在しているのだと思われる。
牡丹ではなく、京丸の近隣に自生していた、
シャクナゲの一種を見たのではないかという説もある。
京丸集落から見て南東の竜馬ヶ岳には、
アカヤシオ・シロヤシオの木の群生があるため、
「開花したシロヤシオが遠方からは、
牡丹の花のように見えたのではないか」と考える人もある】
なんか悲しい話しだけど、
美しくロマンがある内容でもありますね!
もう少し暖かくなったら、
ボタン谷周辺に、釣り&京丸牡丹を探しに行ってみようかな?・・・
藤原忠教氏が見たと言ったのだから、絶対にあるはずだ(笑)!
京丸牡丹を見つけて、大アマゴ釣って、大マイタケでも見つけたら、
最高じゃ~ん!
もちろん、そのときはチョコはお留守番だけどね・・・
下の方の林道が藤原家に続く林道です。チョコも準備万端でそわそわ・・・
上の方は、洞木沢林道です。奥の方へ釣りで行ってみたいですが、
どこまで行けるのでしょうかね?
今回は林道を少し歩いて、バリエーションコースで京丸山まで行って、
帰りは正規のルートで同じ林道に下る予定でしたが・・・
バリエーションコースの林道からの取りつきが、
チョコ危険じゃ~ん・・このコースは今回は断念!!
でも、細引きもついているから、行く人はいるのだろう?
もう少し歩いて、「京丸山入口」と書かれた正規の登山口?からスタート!
これならチョコも楽勝でついてこれるね・・・
久しぶりの山歩きで元気なチョコ・・・
人間の方が急登でバテています!
自然の中に突然の人工物。
あまりあってはほしくないけど、けっこう突然現れる昔の遺物は好き!
切り出した木の運搬用のワイヤー機械ですね。
京丸の山の神の前でチョコの決め顔!
手入れされているので、藤原家の人が時々来ているのかな?
スタート時間も遅かったし、チョコもお疲れのようなので、
京丸山へは断念して藤原家を見物するコースへ変更・・・
それにしてもチョコは林道歩きで、
谷側をギリギリまで行くからいつもヒヤヒヤ!
ここに住んでいたってけっこうスゴイね~
現在も住んでいたら、私の大好きな「ポツンと一軒家」が絶対にくると思うけど、
私有地でゲートもあるから無理か・・・
一緒に行った仲間が作ってくれたランチで、チャーハンとエビチリ。
チョコの分はありません😢
※一緒に行った仲間は「藤原家」と仲良しなので、庭を使用させてもらっています。
帰りの林道で偶然、用事があって奥に入る、藤原家のご夫婦とすれ違いました(笑)
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