何処かにのんびりと紅葉でもと思っていたが、
アウトドアストア・ネロの大武氏とちょっとマジに歩いた・・・
山仲間のMさんと小屋締め前の両俣小屋でもと話しをしていたので、
両俣小屋の会長・大武氏に声をかけたら、いつの間にかガッツリ方向になっていた。
大武氏はバリエーションルートで笊ヶ岳に行きたそうだったが、
帰りのルートが台風で荒れて危ないそうなので、こちらから提案!!
仲間のMさんが、鋸岳に前々から行きたいと言っていたので、こんなルート提案を言ってしまった。
「バス⇒北沢峠⇒甲斐駒ヶ岳⇒六合石室小屋泊⇒鋸岳⇒戸台川⇒駐車場」
私は鋸岳もいいけど、『六合石室小屋』に以前から泊まってみたかった!
天気は2日間とも大快晴予報(嬉)・・・だけど問題は風速20~25m/sぐらい(悲)⤵
まず誰もいない予想の石室小屋だが、満員で泊まれないこともあるようなのでテントも準備⛺
暴風だしかなり寒そうだからテントはイヤだ~でも、結果は3人で貸し切りでした(笑)
ないとは思いますが、石室小屋に泊まりたくてルートを決める場合、
「甲斐駒ヶ岳と石室小屋泊のピストン」で同じルートを戻ったほうが良いです。
鋸岳はそれなりに危険な山なので、当たり前ですが初心者は無理です。
ルートも長いので体力も技術もメンタルも必要です。
が、、、
私たちは寝坊で鋸岳まで行けませんでした~ガーン!!
AM5時にMさんが私を起こしたそうですが、もう少し寝ようと却下したそうです(汗)
石室小屋で朝、ゆっくりし過ぎて・・・第二高点の下の中ノ川乗越でタイムアップ判断。
中ノ川乗越にあるテント場を確認しながら、第二高点を見上げながら大武氏と登りたいねと、
次がありそうな予感?
鋸岳から中ノ川乗越に行く場合は、第二高点から下らないといけません・・これは怖いぞ!
鋸岳まで行ったから帰りの下りの最中に、暗くなることが想像できるので、
残念ですがスーパーガレを熊ノ穴沢ルートで戸台川に向けて下降↓
ガレが終わると樹林帯に入るのですが、終始歩きにくい下り道でとても長いです。
やっとの思いで戸台川に降りると、次回のため?に登り口を確認して休憩。
最後は臨時駐車場まで戸台川沿いの登山道を歩くのですが、これまた長い長い長い!
帰りは筋肉痛になりにくい㊙の温泉によって、
伊那のソウルフード「ローメン&ソースカツ丼」を食べて、
大武氏と別れました~
中ノ川乗越から鋸岳までの続きを約束して!?
★ 1日目
展示してある私物のヘルメットを今回は持参。遠くに甲斐駒ヶ岳が見えます!
まだ森林限界越えてないからまだまだだ! 戸台川沿いの紅葉は見頃ですね~
ランチタイムに陽気な大武氏だけど、プラティパスに穴があいていてザックと洋服が濡れ、
騒いでいた(笑) 鳳凰三山の後ろに富士山。手前はアサヨ峰だな?
森林限界を越えました~摩利支天行きますか? 北岳だ~三峰岳は見えるけど、
間ノ岳は中白根山に隠れているかな?池山吊尾根を歩きたいな~
鳳凰三山方面に富士山。
誰にもすれ違わないけど、登山客が多い時はすれ違いがイヤなとこあるな~
さぁ、六合石室小屋に向けて下降スタートです。場所によっては地面が雪で凍っています。
鎖がついていますが、ちょっとイヤらしい下降・・・腕だけで下降したらダメです。
白いところがある山が日向山で白州の町も見えます。
ぜんぜん小屋らしいものが見えないのですが、突然、小屋の屋根が見えました~嬉しい!
最高ですね~六合石室小屋、素敵です! 現地で石を切って建てたのかな?
暗く前になんとか水場に到着・・・しかし下ったな~登るの大変だぞ(悲)
テント場の前からマーキングがしっかりしています。
Mさんが準備してくれた味噌仕立ての鳥鍋。つまみもいっぱいだけど、寝ていないので眠いzzz
★ 2日目
床がコンクリートなので底冷えします。10人ぐらいは大丈夫でしょうか?
三ツ頭の分岐まで来ました~遠くに烏帽子岳の山頂の山名板が見えます。わかりますか?
烏帽子岳に登りたいけど、ここから行くのは大変だ(汗)別のルートを調べよう!
以前に大武氏は、烏帽子岳を通ってここの分岐まで来たときは真っ暗で、
石室小屋までヘッドランプで歩いたそうです~変態でおそろしい(笑)
木に絡まってぶら下がっているコケの一種、みたことありませんか?
木から栄養分を吸って、木が枯れてしまうのです!
目の前に見えるのが第二高点。ここを登ったあと降りると中ノ川乗越です。
第二高点に向けて登るのは楽しそうですが、ここを下るのは怖いな~
鋸岳には真ん中を登って行くのですがタイムアップ(悲)
さぁ、テント場も確認したので戸台川まで下りです。
こりゃ~大変だぞ・・・真ん中を行かないと落石怖いな~
標高差でどのくらい下るのかな?~しかし足場が悪いので足首をやらないように気を付けないと!
第二高点方面を見上げる。 仙丈ケ岳はあまり興味ないけどキレイですね!
下ってきた方面を見上げる。古い標識発見・・・こういうの大好き「赤河原」??
無事に戸台川に降りました~一安心! 双児山に甲斐駒ヶ岳に紅葉!
中ノ川乗越への登り口のマーキングを確認。ここから鋸岳に登る場合は、
水をここで何リットル汲めば大丈夫かな?~重いぞ!!
渡渉に手こずるMさん。
ぜんぜんつかない・・・
登りのない河原歩きで2時間半ぐらいだから、そうとう距離あるね!
歩いて歩いていると戸台河原駐車場に到着。
私たちは臨時駐車場にとめたので、もう少しだけ歩きます~やっと着きました!!
鋸岳を目の前にして行けなかったのは残念でしたが、山は逃げません・・・安全第一です!
来年の夏でも、釣り竿も持参して大武氏とMさんでも誘って、鋸岳の続きでも行きたいな~
2日間、ありがとうございました!
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